5月18日(金)文字通りのサツキ晴れ、平日の昼間にもかかわらず、何と20名の参加となりました。午後1時、防衛省正門前集合、先ず一般向けのツアーとして知られている防衛省「市ヶ谷台ツアー」に参加。省内の各棟、施設の紹介に始まり、市ヶ谷台の概要把握です。国旗掲揚台では掲揚される国旗も、雨天用などその時の状況で大きさや材質が変わるなど一般人としては「目から鱗」の説明が続きました。

 

そして市谷記念館、防衛研所では明治以降の小説や教科書でしか知らない歴史上の人物や生々しい資料の展示がされていました。記念館大講堂では建設当時天皇ご臨席のため、一点遠近法など効果を高めるための数々の工夫や、東京裁判の話に往時が目に浮かぶようでした。旧陸軍大臣室では、三島事件の刀傷など目を見張るものばかりです。機会があれば一見の価値あり、お勧めです。

 

その後一旦退出した防衛省に再入省し、主目的の一等陸佐、嶌末真(しますえまこと)司令(17期教養学部)の指揮通信システム隊(C4SC)を訪れました。嶌末さんを始めとして統合幕僚監部の部隊らしく陸海空の隊員の方々の出迎えを受け、嶌末さんのC4SCに関するブリーフィング。前以って撮影、録音、ブログへのアップなどは自粛との依頼通り民間人が聞きなれない用語など、とは言え、機密に触れない程度の大変興味深~いレクチャーと、その後の活発なQ&Aにツアー疲れの眠気もどこへやら。ただ、はっきり判ったのは、これからはドンパチではなくネット、電磁波、宇宙など従来にない防衛的な戦いを制さなけれならないと言う事でした。一同熱の入った一時でしたが、尽きない質問を切り上げ、ご参加いただいた君野信太郎霞会々長に謝辞をお願いして一端締め括りました。

 

お楽しみの懇親会は場を変えて、防衛省内A棟18階の「スカイビューレストラン」。海抜が23区内で最高地点ならではの夕景、夜景を楽しみながら行いました。1日の疲れを冷たいビールで癒し、一緒にご参加いただいた陸海空の有志隊員との交流に話が弾み名残を惜しみ、今後の交流を約してのお開きとなりました。

 

強く心に残るのは、嶌末さんが2期商の藤城孝雄さんに語った「我々は勿論最後の砦として命のやり取りをしても国の平和と安全、国民の生命と財産を守り抜く気概で任務についてますが、ここにいる連中は戦争が如何に悲惨なものであるかを真に理解してるので戦争は絶対やりたくないというのが本心なのです。」と話されたことです。

今回は17期教養学部卒の嶌末真さんと指揮通信システム隊(C4SC)の隊員の皆さんの多大なるご協力によって、有意義で楽しく且つ、新たな交流が生まれた企画でした。参加者一同は勿論、霞会東京首都圏支部からも厚く御礼申し上げます。
以上